2007年2月28日水曜日

並木道


Hillcrest周辺には若者向けの店が並ぶいい感じの並木道があり、車社会のサンディエゴでは珍しく歩いてウィンドショッピングができます。古着、雑貨屋をはじめ、店主の趣味が現れたコンセプト系の本屋など。日本っぽくもあり、南欧っぽくもあります。

先日、面白い法則を聞いたのですが、「歩き回れる都市の方が料理が美味しい」というもの。

この法則に従うと、カリフォルニア州では車が無くても比較的歩き回れるサンフランシスコの料理が最も美味しく、LAやSDはさして美味しくないことになります。この理由は、歩きだと客はいろいろな店を選んでから入るが、車だと移動が面倒で一発勝負しかしないため。

うーん、たしかに。

2007年2月26日月曜日

Boston Symphony Orchestra


Bostonの冬の風物詩といえばBSOでしょう。これは我らが小澤征爾が指揮を取っていたことでも有名。実は今シーズン既に3回行ったんだけど、一番前のほうの席はとても安くて、学生にはありがたい。

前回は静か目の選曲だったので、スーピースーピー音を立てて寝てらっしゃる方がオーケストラより目立ってしまうという、相当恥ずかしいコンサートだった。全くなんで、あんな寝られるかね?音を立てて。

そして、丁度音楽が段々段々と静か~になっていて、本当に最後って時に救急車ピーポーって(あれアメリカの救急車の音ってなんだったけ?)音が外から。全くついてない日だったみたい。写真を見てもわかるように、かなり古いので防音体制が完璧じゃない。

2007年2月25日日曜日

コンビニ


コンビニで、こんなもの見つけました。
525円(税込み)。
幸せのシンボル、よつばのクローバー。
小さい頃、よつばのクローバーを探した経験がある人は私だけではないはず。
それが、なかなか見つからないんだよね。みつばのクローバーはいくらでもあるのに・・・


って、いまじゃコンビニで買うことができるんだからビックリだ。
この束ぜんぶが『よつば』なのではなく、この中にいくつか存在するみたい。
いや~、ほ~んと、今どきのコンビニの品揃えには驚きだよね。
しかし、需要はどのくらいあるのか・・・。一応、ナマモノに分類されるのかな?

ボストン、サンディエゴには、コンビニにおもしろ商品おいてある??

2007年2月22日木曜日

飲酒


アメリカ東海岸の諸都市は地下鉄などの公共機関が発達していて、中心部付近に住んでいれば車が無くても比較的何とかなってしまう印象をぼくは持っているのだけれども、サンディエゴにおいてはそうは問屋が卸しません。

都市自体ががっつり車移動用に設計されており、フリーウェイが動脈のように巡り公共機関のかわりを果たしている。買い物も、登校も、出勤も、遊びに行くのも、1人1台、車、車。

という社会的バックグラウンドだと、必然的に、レストランやバー、即ち、「飲みにいくぞ!」という時も参加者全員、1人1台の車で集合するわけですね。

それって全員飲酒運転になるんじゃないの??

、と当然の疑問が上がるのですが、都市構造上しかたねーよな、的なムードが漂っており、1杯くらいならいいんじゃない??という暗黙の共通ルールが適応されがちです。

というわけで、カリフォルニアの金夜フリーウェイなどは、皆さんそうとう良い気分で突っ走ってるわけですね。車線変更もリズミカルになってます。

しかし警察も思い出したように道路封鎖して飲酒チェックをたまにしているので、これは重々気をつけねばいけません。


ちなみに“DD”というとDrunk Driverで酔っ払い運転手を指します。

2007年2月21日水曜日

雪国

なんと言いましょう氷樹とでも言えばいいかね?なんかさ、マンションの排水をかぶり続けた枝がきれいなことになっていた。

そんなわけで冬のBostonからPirokoです。

私は東京生まれ、東京育ち、悪い奴らは大体友達かは知りませんけど、とにかく冬というものは小雪がちらつけば喜ぶという地域で育ったさ。だから、人生ではここBostonが最も寒い冬の記録更新地。

雪が降るとすごい勢いで大きなショベルカーみたいな車が雪かきをする。ずっと疑問に思ってたことがこれでスッキリした。ガイドブックにボストンマラソンのことが書いてあって、「一年も経つと去年のゴールラインも色あせてしまうので、毎年きれいに塗り替えられる。」

????

っていうかさ、道路に書いてある染料たちって毎年塗り替えられる位に弱かったけと?

でも、今回の大雪で納得。冬場に雪かきの車が少しづつゴールラインを削り落としているからなのね。

2007年2月20日火曜日

奥へ、奥へ、さらに奥へ。


俗に、うなぎの寝床と称される京都の町家です。
間口から覗く通り庭。
ここから、町家の内部はほとんど見えません。
でも、この内部が見えない感じが京都らしくて素敵です。
この通り庭を過ぎた先には異次元の世界が広がっていそう。
町家が定着した江戸時代中期に戻ってしまいそうな空間です。

2007年2月18日日曜日

Chinese New Year


2月19日(日)はChinese New Year、日本で言う旧暦の元旦です。

中国圏はLuna Calendarを使っているため、“元旦”というと今日を意味します。

各国のイベントが入り乱れるカリフォルニアですが、Chinese New Yearもアジア系人口の多さを繁栄して結構メジャーな行事のようです。前日のNew Year Eveから家族&親戚が集まりパーティーをしたり凝った料理を作ったり。

我が家でも結構手の込んだ中華(台湾)料理を作っていただきました。

2007年2月15日木曜日

Charles River

バレンタインデーはSnow Storm→大雨で大変だったNew England地方、何回水溜りにドボンしたかわからないPirokoです。

Stormとは逆にのどかなお話。


ボストンの市街地にはCharles Riverが流れていて、それを境にMITやHarvardのあるCambridgeエリアと我がBUのBostonエリアが分断されている。ちなみに写真はCambridge側から撮ったもの。

夏場はセーリングをやっている人がいたりして、気持ちよさそうだけど、今は時々凍ってしまうくらいなので楽しく散策できる場所では無い。


2007年2月14日水曜日

日本のバレンタインデーを感じた瞬間。

本日はまさにバレンタインデー。
ちょうど20時を回った頃、仕事帰りに寄った京都伊勢丹にて。
一生懸命広告の張替えや商品を展示している男性数名を発見。
作業の末を見守っていると、完成したのは・・・


ホワイトデーのディスプレイ。
ホワイトデーって、日本だけの文化なんだよね。
それよりも、バレンタインのチョコ売れる時間は過ぎたもんね、次はホワイトデーでお返し売るんだもんね。的な身の返しの速さに驚きました。
まぁ、完全に商業用のスペースだからいいんだけど。
もうちょっと、バレンタインの『うふうふ』な空間プロデュースに貢献してもいいと思うぞ。

2007年2月13日火曜日

テレビブックマーク


これはサンディエゴ、というより全米の話になってしまいますが、アメリカではデジタルTV放送が結構昔から普及しており、TVの視聴スタイルも日本とはかなり異なります。

日本でも導入できるCATVのように、各チャンネルの内容が専門的になり、チャンネル数が増えていくのを基本的なバックグラウンドとして、視聴者は様々なチャンネルの中から自分好みのチャンネルを“ブックマークして”観ていくスタイルをとります。

例えばこの写真は僕のブックマークチャンネルリストなのですが、上のほうに“Favorite List Uichirow”と書いてあるのがみえます。このように個人別に好みのチャンネルをまとめて、興味のあるチャンネルだけザッピングできるようになっているのです。

また、番組表も写真下のようにTVに表示され、見たい番組を事前にクリックしておけば録画がなされ、後で好きなときに見られる、というシステムになっています。

一口に“TV”と言っても日本の“TV”とは意味するものが違いますし、毎度のことながら多様性と番組内容の質の高さに驚いています。

2007年2月12日月曜日

Morning Power

Bostonにいるうちにできたらなぁと思ってた「とあるバイオリニストに偶然遭遇する」という目標を今日、たまたまHarvardで達成しました。BostonからPirokoです。

さて、今日の話題はMorning Power朝食のお話。

アメリカンカルチャーで日本で真似したいなぁって思うものには余り巡り合わないんだけど、いつもこれはいいなぁって思うことがある。招待した人に朝ごはん(とか軽食)を振舞うこと。Apple Computerに行った時もInno designに行った時も別に大したものを出されたわけじゃないんだけど、朝ごはんを頂き、すごく嬉しかった。

今回のAsia Business Conference @ Harvardの会場でも朝ごはんが用意されていて、マフィンとかベーグルとか軽いものなんだけど、嬉しかったんだよ。


何よりも、そのHarvard Business Schoolのナプキンにびっくりなんですけど(笑)。将来、会社に見学に来てくれた学生には食べ物を振舞えるような人になりたいなぁって思いました。

ところで、このFree Foodとは人を呼び込む手段としてアメリカではものすごく一般的だと思う。HRの授業でもしょっちゅうFree lunchをセットにしようよっていう戦略をケースで練ったりする。学校にもケータリングのシステムがあって、ただのミーティングにケータリングを呼んだりすることもあるのね。



ちなみにこれがそのケータリングの一部。学校にそういうシステムがあるのがすごいなぁって思う。だってさ、私たちって生協に買出しに走って、せいぜいスナック菓子とお茶って感じだったじゃない?

Kyoto tower



日本では、リリー・フランキー著作の『東京タワー』が大ベストセラー、ドラマ化に。
ということで、今回は私が住む町京都の象徴(?)『京都タワー』。
この、へんちくりんな形は海の無い京都に灯台をというコンセプトとのこと。
灯台というよりは灯(明)台に見えるのは私だけだろうか?
和ロウソクに見えて仕方ない。

ということで、燃えている和ロウソク・・・じゃなくて、夜の『京都タワー』

2007年2月10日土曜日

クマとヴァレンタイン


くまのぬいぐるみです

バレンタイン商戦でチョコと共に大量に売られているのがぬいぐるみ。

色とりどりのぬいぐるみがカゴに詰め込まれているのは中々圧巻なんだけど、特に比率が多いのが写真のようなクマのぬいぐるみ。カバよりも、キリンよりもクマの比率が極めて高い。

これはマーケティング上、クマに人気が有るので大量に仕入れたのか、それともクマにはバレンタインにまつわる話があるのか、この辺が不勉強なためにモヤモヤしている現状です。

14日まで、各地のデパートやスーパーでは大量のクマを見ることができます。

2007年2月8日木曜日

野菜ジュースふざけるなよ(怒)

最近口内炎が激しくできる、BostonのPirokoです。口内炎がキスでうつるという都市伝説(多分Google限りでは本当伝説だと思う)を証明する為に誰かにキスしてみたいぐらいです。

それでさ、あ~野菜不足?っていうのを簡単に解決しようと野菜ぶち込みスープを作り、学校で野菜ジュースを飲むことに決めたのね。

うっかり、よくラベルを見ずに買ったら!!なんと、なんとの難破船!!辛いじゃないですか、この野菜ジュース。そりゃぁ、ゲボーですよ。全く想定外の味がしちゃったもんですから。

どうしていいのかわからず、とりあえず血迷って4ドル以上もするKagomeの野菜ジュースをわざわざ遠いスーパーにまで買いに行ってしまったよ。

は~い並んで並んで!記念撮影ですよ!



しっかりSpicy Hotってボトルに書いてあるし。全く関係無いけど左は私が一番好きなGatoradeです。こっちの液体が真っ青のとかあるのよ。飲んだら体は青くなるんじゃないかって思うくらいの。

ラベルはしっかり確認しましょう。

2007年2月7日水曜日

横乗り


“サンディエゴ”と“サーフィン”は同意語だと言ってしまいましょう。

「サンディエゴ言って来たよ!」と友達が言ったら、何らかの形でその友達はサンディエゴにてサーフィンに関わって来た、と考えてほぼ間違いないでしょう。

テンション高いサンディエゴ観光局のwebsiteを眺めているとTOP画像はいつの間にかサーフィンGuyの写真へと変わって行き、行政当局もサーファーなのだと分かります。

カリフォルニア大学サンディエゴ校では体育の授業でサーフィンがあるのですが、サーフィンは体を鍛えると同時に自然も学べる教育的なスポーツと考えられているようです。

スケートボードは何とかして陸地でもサーフィンしたいサーファーが考え付いたらしいですが、大学キャンパス内や公道では交通機関としてのスケボーが気持ちよさそうに機能しています。

サーフボードにショートボードからロングボードまで様々な種類があるように、カリフォルニアのスケートボードもショート~ロング、その他様々なオプションが付けられ、多様なバリエーションを見せてます。

2007年2月6日火曜日

Valentine's day

Pirokoです。Bostonからこんにちは!今日は授業でかなり積極的に行動して、とってもプロダクティブな日でした。

さて、冬ってイベント事が多いよね?アメリカはHalloweenで始まってそれからThanks Giving、Christmas、New Year、Valentine's Dayと1ヶ月に1個づつな感じでお店のウィンドウが変わっていく。



今まで見てきた中では、このバレンタインが1番かわいい気がする。日本のチョコレート攻撃!!というよりは、ハートとピンク全開、これでもかってくらいにピンク。こっちは男が女をもてなす日(両方がお互いをと言うべきか?)だから、これを経験しちゃうと日本に帰れないんじゃないかと心配(笑)。

バレンタイン比較のバトンを投げまーす!二人もバレンタインの様子をレポートしてね!

2007年2月5日月曜日

自己主張。

ここは大阪、道頓堀。
戎橋(通称 ナンパ橋もしくはひっかけ橋)からグリコネオンを望む。

橋の上を行きかう人々に、「私は!私は!」と自己主張する看板達。
この、隣の看板なんか考えない色使い、発光具合、ゴチャゴチャ感。
まさしく、大阪であるなぁといった感じ。
ナンパ橋での名物は、阪神タイガース優勝時なんかに見ることが出来る
『ダイビング』。危険だということで、今ではフェンスが張り巡らされ
そう簡単には飛び込めないようになっております。
あぶないもんね。

テカテカと光るグリコネオンの隣で、雪印の看板の奥ゆかしさが際立って見えました。

2007年2月4日日曜日

中華でちゅ


中華料理です。

サンディエゴ周囲の南カリフォルニアにはそれはもう世界中の料理を扱う店が揃っているのですが、やはり世界的に気軽に便利でコストパフォーマンスが良い中華料理が美味しいのです。

カリフォルニア州に住んでいる中国系の人は元々中国の広東エリアから移民してきた人が多いらしく、中華料理、と一口に言っても中国南部の料理を扱っているお店が多いようです。

中華料理屋の利点の一つに、「アメリカの祝日を完全無視してくれる」というのがあります。中華料理屋はクリスマスでも開店。すべての店が閉まるクリスマス期において周辺住民の貴重な栄養源となっています。

2007年2月3日土曜日

Athens of America

Bostonには100近いCollegeとUniversityがある。有名どころで言えば、もちろんHarvard、MIT。でも一番規模が大きいのはBoston University。でも、一番最初にできたのはBoston College。音楽で有名なBerkley音楽院もBostonにある。


実は私はHarvardに初めて行ったときは、これが世界一の大学なの~?!とがっかりした位だったよ。駅前にあるキャンパスが一番古い部分なんだけど、実際行ってみて「さすがHarvard!」って思うのは、ちょっと遠いBusiness Schoolだったな。これはHarvard Business Schoolの写真。



MITにはもっと一般に知られている、へんてこりんな形の建物があるけど、一番有名なシンボルはこっちGreat Dome and Killian Court。


こちらはボストン美術館の隣にあるNorth Eastern University。

草木も眠る丑三つ時 in 八坂神社

[八坂神社]

スサノヲノミコトやクシイナダヒメノミコトを祀っているとされている八坂神社。
草木も眠る丑三つ時、鴨川の畔からトボトボとお散歩致しました。
「こんな時間、入れんのかな?」なんて思いながら四条通を歩いていると
ライトに照らされ、煌々と光り輝く西楼門がお出迎え。
その門には、「福引つき」と朱書きされたおみくじの看板が立てかけられておりました。
『俗にまみれてる・・・』と感じた一瞬。
いいのかこれで??
と思いながら中に入ってみると、
やはり時間だけあって中には、人っ子一人おりませぬ。


ひっそりとした静けさの中、私たちのためだけに点けられた(ように見える)雪洞がとてもキレイでした。