2007年1月24日水曜日

のら


サンディエゴ界隈ではそこらへんをうろついている動物も日本とは異なります。

まずよく見かけるのが野良うさぎ。彼らは周囲の地面を穴だらけにしてくれる結構迷惑な存在です。次にメジャーなのは野良たぬき、オポッサム、コヨーテ、ハチドリなど。ハチドリはホバリングできる鳥として有名ですが、よく巨大な虫と見間違えます。

ちょっと北のLAには野良リスがいるんだけど、サンディエゴでは見かけたことがありません。熱いのはニガテなのかな?

メキシコや東部の荒地に足を伸ばすと野良サラマンダーや野良プレーリードッグ、野良スカンクなどがうようよいるようです。

もう何が出ても驚きません。

2007年1月22日月曜日

Super bowl but not Salad bowl

アメリカでなんだかんだで一番注目を浴びるスポーツはNFLな気がする。実はたて続けにスポーツの話題になるのは、微妙とも思ったんだけど、ちょうどSuper bowlに向けてのPlay offが終わったので、この話題。

当然私はNew England Patriotsのファン。(正確に言えば、にわかファンね)とは言ってもシーズン最後のホームゲームを参拝している位だから、一般的な女の人に比べたらファンかもね。写真は我がホームのGillette Stadium。収容人数68,756人で東京ドーム55,000人をはるかに超える規模。



さて、そのNFLのファンについてなんだけど、Patriotsのファンは他のスポーツと違って余りにファンの層が偏っていたのに驚いた。全般的にNew England地方は白人が多い都市だけど、言葉控えめにもWorking classで白人のおじさんしかスタジアムにいなかった。間違いなく私は唯一の人種のマイノリティーだったと思う。だって見える範囲にはアジア系(私)とヒスパニック系の計二人しかおらず。

みごと先週はこのBlogのUichirowがいるSan Diegoとの試合に快勝だったんだけど、今日は徐々に追い詰められる形で負けて夢のSuper bowlを逃しちゃったPetriotsでした。

2007年1月20日土曜日

イスラム風味


カリフォルニアにある20世紀初頭以前に建てられた比較的古い建築にはどこと無くイスラム文化の影響が見られます。

それはドーム構造であったり、タイルを使ったモザイク文様が見られたり、パティオ(中庭)とそれを取り巻く回廊という特徴で見ることができます。

元来カリフォルニアは1848年にアメリカに割譲される以前はメキシコの領土であり、スペイン系住民によって多くが開拓された土地です。そしてCAと気候が似ている南スペインは、1492年にスペイン王国がグラナダを首都としていたイスラム勢力、ナスル朝を倒したことでレコンキスタを達成した土地でもあります。

従って、南スペインにはアルハンブラ宮殿を初めとするイスラム建築が現在でも多く残る結果となり、CAにスペイン人が入植する際にも、気候が似ていて慣れ親しんだ南スペイン風建築を多く建てたのではないか、と推測することができます。

有名どころではスタンフォード大学全体にその影響が見られますね。
写真はUCLAの図書館中央ホールです。

COLOR


サンディエゴらしい1枚の写真はなんだろうか?

と考えたときにたどり着いたのが浜辺の風景です。サンディエゴを初めとする南カリフォルニアは、国境をこえてメキシコのバハカリフォルニア州に至るまで太平洋岸には白い砂浜が広がります。

日中の強い日差しの下の砂浜も綺麗なのですが、日没に近づくにつれて、白い砂浜がスクリーンとなり、刻一刻と色を変化させていく様子もまた絶景。

静かに、波の音と、色だけの世界を味わうことができます。

2007年1月18日木曜日

Hello from freezing New England!

Pirokoです。私のロケーションは3人の中で最も寒いBostonです。Bostonと言えば、おかげさまで脚光を浴びている大フィーバーの街。ここにはRed Soxの拠点があるのです。

最初のトピックに何を選ぼうか悩んだ末、大好きなスポーツネタで始めることにします!松阪も来るので、さらにスポーツ観戦が楽しくなるなぁ。

今回はアメリカの大学スポーツの話題。冬場インドアと言えばバスケとホッケー。私の学校は残念ながらバスケが強くないので、ホッケーの話題。


この写真は学校のCampus内にあるアリーナで、私の学校でいう早慶戦の試合の日の写真。Boston UniversityとBoston Collegeは日本語では両方ボストン大学なんだけど、BUとBCの試合は特に応援に気合が入っちゃうの。そもそもチケットの入手が大変になるんだよね。



アメリカの大学スポーツって日本の比じゃなく、お金のにおいがプンプンする。このアリーナの写真を見てもわかるでしょ?

16時間の交差点をよろしくね。

2007年1月11日木曜日

From Kyoto

 
 『哲学の道』
「人は人吾はわれ也とにかくに吾行く道を吾は行なり」と刻まれた石碑がある。
京の都を訪れた、あるいは住み着いた多くの哲学者達がゆったりと時が過ぎるのを感じながら
物思いに耽つつ歩いたのであろう。
が、この道、桜のシーズンと紅葉のシーズンはほーんとに混むんです。
ゆったりと流れる時を感じる余裕なんてありません。
「観光大国京都」とは誰かの表現。
京都の土地を踏んでいる半分以上の足は、観光客のものだと思う。
観光客の数は多くて、まわりはゴミゴミしていた中で見た
疎水に枝を伸ばす桜の姿や、はらはらと落ちる花びらの様子は
周りの様子とはあまりにも対照的で、素敵でした。
うん。よかった。
[Kyoto:January 10 1:00 am]

2007年1月1日月曜日