2007年1月11日木曜日

From Kyoto

 
 『哲学の道』
「人は人吾はわれ也とにかくに吾行く道を吾は行なり」と刻まれた石碑がある。
京の都を訪れた、あるいは住み着いた多くの哲学者達がゆったりと時が過ぎるのを感じながら
物思いに耽つつ歩いたのであろう。
が、この道、桜のシーズンと紅葉のシーズンはほーんとに混むんです。
ゆったりと流れる時を感じる余裕なんてありません。
「観光大国京都」とは誰かの表現。
京都の土地を踏んでいる半分以上の足は、観光客のものだと思う。
観光客の数は多くて、まわりはゴミゴミしていた中で見た
疎水に枝を伸ばす桜の姿や、はらはらと落ちる花びらの様子は
周りの様子とはあまりにも対照的で、素敵でした。
うん。よかった。
[Kyoto:January 10 1:00 am]

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