
カリフォルニアにある20世紀初頭以前に建てられた比較的古い建築にはどこと無くイスラム文化の影響が見られます。
それはドーム構造であったり、タイルを使ったモザイク文様が見られたり、パティオ(中庭)とそれを取り巻く回廊という特徴で見ることができます。
それはドーム構造であったり、タイルを使ったモザイク文様が見られたり、パティオ(中庭)とそれを取り巻く回廊という特徴で見ることができます。
元来カリフォルニアは1848年にアメリカに割譲される以前はメキシコの領土であり、スペイン系住民によって多くが開拓された土地です。そしてCAと気候が似ている南スペインは、1492年にスペイン王国がグラナダを首都としていたイスラム勢力、ナスル朝を倒したことでレコンキスタを達成した土地でもあります。
従って、南スペインにはアルハンブラ宮殿を初めとするイスラム建築が現在でも多く残る結果となり、CAにスペイン人が入植する際にも、気候が似ていて慣れ親しんだ南スペイン風建築を多く建てたのではないか、と推測することができます。
有名どころではスタンフォード大学全体にその影響が見られますね。
写真はUCLAの図書館中央ホールです。
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